ダンサー その後 No.2 将来への目線を持つ

フランス トゥルーズ

目次

辞める事=新しい道を選ぶ

No.1 でも書きましたが

必ず辞める時がくるのです

ダンサー、バレリーナが引退の時期を迎える

なんだかセンチメンタルに聞こえる?

辞める事にどうもネガティプなイメージがつきまとうようですが

辞めることは悪くない!

逆に潔い!

諦めるのではなく

新しい道を選ぶ!

見方の問題

その後は長い

現役ダンサーでいる時間が

人生のどのくらいを占めるのでしょうか?

少ないのではありませんか?

人生が長くなればなるほど

ダンサーではない時間のほうが長いのです

 

でも残念ながら

その現実を現役の間に考えている人は

とても少ないです

 

バレエ教室を開くのはもちろん素晴らしいですが

生徒さん達を大切に育てる覚悟を決めていますか?

そうであるならば勿論…

そんな先生に教えていただける

生徒さん達はラッキーですね

 

でもなんだか「それしか道ないし…」

ならば考え直す選択もあるかも?

繰り返しますが

バレエ教室開催に何も問題はありません!

ただ他にも道はあるということを伝えたいだけです

 

第二の人生

あの有名人は今どこへ

と考えた事ありますか?

つまりかつての大スター達も他の事をしている

 

ダンスの世界でスターになる人達が

ほんのひとつかみ

という事実は一般的ですが

その後もバレエ団のダイレクターになるなり

振付家になるなり

バレエ学校の教師になったりと

ダンスやバレエの世界で生きていく人は

ほんのほんのひとつまみ

頂点の上の頂点です

 

私の周りでは

家庭を持ち幸せな人生を築いている人も

勿論多いですが

方向転換をした人達が多いです

全く新しい事を第二の人生に選ぶ事

異例ではないですよ

写真家

ヘアドレッサー

衣装のデザイナー

ピラーテストレイナー

ヨガインストラクター

ビデオ制作

舞台音響

フライトアテンダント

弁護士

会計士

幼稚園の先生

ブティック勤務

ブティック経営

旅行代理店勤務

ホテルマネージメント

などなど

新しい何かを学ぶ事に

積極的にポジティブに考えていけたら

ベストですね

新しい道の切り開き方

自分で探す

勉強をしろと言っているわけでないです

自分に何の可能性があるのか

どのようなチョイスがあるのか

考えてみる

想像しておく

難しく考えすぎずに

自分はダンス意外に

どこに興味を向けることができるのか

こんなのはどうかな?

と思うものが見つかったら

体験コースなどがあるかを調べてみる

夏休みに短いコースを受講してみたり

ふらりと週末で体験できるコースがあったりしたら

ラッキーですね

参加してみるといいです

他分野に興味を持つことで

学ぶ事はたくさんあります

ダンスとは関係なさそうな事からも

意外とダンサーの自分にも

プラスになる発見があったり…

例えば

カメラのレンズを通して

人間がどう映るのかを見て

次回の撮影にとる行動が変わるかも…

立つ場所とか

方向とか

他人に委ねてみる!

実はこれお勧めです

周りのあなたをよく知っている人に

「自分には何が向いていると思う?」

と意見を聞いてみるのも面白いですよ

客観的に

他人の目に

自分の能力や

人間性がどのように映っているのか

気づかなかった自分の姿が

見えてくるかもしれません

質問をしなくても

「こんな事考えていてね…」

と言ってみるだけで

驚くほどの情報が集まることもあります

多くの人に言っておくといいです

すぐには結果につながらずとも

後々「そういえば」と思い出してもらえることも

仲間で集まりながら

仕事がつまらないとか

文句言いながら踊っているあなた(!)

時間も体力も精神力もあるうちに

是非リサーチしてみてください

元ダンサー達の多くは

後で振り返ると

現役ダンサーであった時間が

一番自由だったと言いますよ!

私も激しく同感です!!

今を大事に

ダンサーでいられる時間を大切に

クリエィティブでいられる環境をありがたく受け入れ

同時にその後を辛いものではなく

ワクワクしながら考えられるといいですね。

ガロンヌ川 トゥルーズ フランス

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