繰り返す怪我, 治らない痛み, ケアしていますか?

Rosensteinpark Stuttgart Germany

 

昔~むかし

まだ私がクラッシックバレエを

踊っていた頃に

ドイツの同じバレエ団で

一緒に踊った同僚と

今日は久しぶりに会いました。

 

彼女は現在

ピラーテスのトレーナーさん。

側湾症を専門にする

数少ない貴重な方です。

 

とても心に響き

考えさせられる

お話を聞きましたので

皆さんにシェアしたいと思います。

 

片脚のしびれ

有名なバレエ学校に若い頃に留学し

トップのバレエ団で踊った

とても優秀な彼女が

若くしてバレエを辞めた理由は

片脚のしびれ

 

原因不明のしびれを

だましだまし踊りつつ…

バレエ団で少しづつ認められて

ソリストのセコンドキャストにも

配役されるようになり…

 

その頃にはしびれは悪化し

脚の感覚がなくなることも

意識なく突然ポアントから落ちる

ようなこともあったそうです。

 

そんな時に

実際にソロの役が回ってきたら…

と想像したら…彼女には

降りるしか考えられず。

 

休団を勧められたけれども

真面目な彼女は

バレエ団を去りました。

 

バレエを再度踊ることに

希望を持ちながら

多くの医師やセラピストの診断を受け

入院までしたものの

理由はわからず

…と言うか適当な

診断を出され…

(医療がそこまで進んでいなかった?

ダンサーの怪我に理解がなかった?)

 

2度と踊ることはありませんでした。

 

しびれの原因

いくつかの転職を試みた後に

ピラーテスのトレーナーに。

 

そしてあるきっかけを期に

側湾症の事を学び始めたら

実は自分の脚のしびれの原因は

側湾症であった事に

気づいたそうです。

 

「心から鉛が落ちた」

気がしたと言っていました。

 

頻繁にではありませんが

今まで彼女とは時々会って

話は聞いていました。

でもここまで詳しく

話してくれたのは今日が初めて。

 

はっきりしたのがそれほど昔では

ないのですから…そうですよね。

 

彼女が踊っていたのは

20年ほど前。

つまり長年悩んだのだろうと

心が本当に痛みました。

 

そして「心から鉛が落ちた」から

今日は話せたのだろうとも思います。

鉛を20年抱えていた心は

さぞ重かったでしょう…

 

 

専門家を探す

今はおそらく違いますが

(違う事を願っていますが)

20年前は「脚が痛い」といえば

治療科は脚を診る。

もちろん間違いではないです。

でも原因がわからない場合は

 

身体全体を診る必要があったのですよね。

 

原因がわかっていたら

適切なエクセサイズや

治療が受けられたら

彼女はもう少し踊っていたのかもしれないと思うと…

やりきれないです。

 

今のダンサーさん達はラッキーですよ。

ダンサーに理解のある治療家さん達がいますから。

身体を全体像として診てくださる方達がいますから。

 

まとめ

身体のどこかに痛みのある人

繰り返し同じ怪我をする人 

少し遠くても 

少し高くても

是非バレエやダンス専門の方を探して

治療やトレーニングの指導を受けてください。

 

手術を受けなくても 

長い間休まなくても 

こまめな治療や

クロストレーニングで

致命傷にならずに

済むかもしれません。

 

留学中で海外にいる方も

「日本に帰ってから」ではなく…

是非早めに先生に相談してください。

今少しの間踊れなくても

数年後に踊れなくなるのと

長い間踊りを楽しめることを考えたら

答えは明らかです…よね?

多くないかもしれませんが

今は各国にダンサーの身体に理解のある方々がいますよ。

 

以前のように情報が少なく

サポートがなかった時の

身体も

心も

辛い思い。

皆さんが経験しなくて良くなるように 

そして長く健康に踊れますように

願っています。

ローゼンシュタインパーク シュツットガルト ドイツ

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *