最新エビデンスあり!早く上手くなるには?NO.2

ドイツ ライプチッヒ パルメンガルテン

さて続きです。

No.1を読んでいない方は

どうぞこちらから…

目次

休む

…罪悪感100%でしょうか?

でも身体は疲労から回復する時間も

必要なんです。

 

疲れたまま

睡眠不足が続いたままでは

集中力が下がり

怪我の原因になることは

皆さんご存知だと思いますが、

それだけでなく

身体は休息中に

ミラクルを起こしていて

多くの軌道修正をしているらしいです。

 

骨盤が少し傾いている

ダンサーさんから聞いたお話。

長い舞台稽古でどうやら持病の

腰痛が発生。

 

とりあえず休憩時間に

横になることに。

硬い舞台袖の床に横になり

目を閉じて深呼吸。

できるかぎり

身体の力を抜くことに集中。

 

すると数分後に突然

背骨がポキポキと

小さな音を立て始め…

どうやらミラクルが!

 

痛みはある程度ですが

軽減されたそうです。

びっくりですね。

身体の神秘です。

 

回復した身体や頭脳は

新しいテクニックの習得も

難しいテクニックを試す

パワーも倍増しています。

 

紅茶がギリギリまで

入っているカップに

おかわりの紅茶は注げませんね。

ポットには新しく作られた

香りの良い紅茶が入っているのに

容量オーバーで

新しい紅茶をいただくことが

できません。

一度カップを空にする必要が

ありますよね。

 

バレエやダンスの

テクニックの習得も同じ。

ピルエットなど

何度やっても上手くいかない日は

無理して続けても

ほぼ意味がない…

 

振り付けの習得もしかり。

ドイツでは「一晩寝たらきっと身についてるよ」

というのをよく聞きます。

確かにその時すぐに覚えられていなくても

次の日には身についているダンサーさん達、

少なからずいるんです。

質問をしてみましたが、

彼らが夜通しで振り付けを

復習したわけではありません。

頭脳にはそのような事を可能にする

機能があるようですね。

 

バランスの取れた食事をとり

脳への栄養を送り

よく寝て

まずカップの中を空にして

新しい紅茶を注いでいただける状態にしてから

次の日を迎えられるのが理想的。

 

毎日レッスンをしていると

落ち着くという方

もしかしたら…

週にせめて1日休んでみると

効果的かもしれません…よ!

クロストレーニングの効果

例にあがった水泳選手は

水に入って泳げない間

コンディションを保つために

何かしらの他のトレーニングを

していたのですね。

 

そのトレーニング内容が知りたいのは

私だけではありませんでしたが

さすがに秘密にされました!

 

各国の有名バレエ団でも

トレーニングシステムのある所が

増えてきましたね。

 

憧れのダンサーさんが

何かしらのトレーニングをしている

写真や映像を見たことがありませんか?

 

ある苦手なテクニックの

練習を淡々と繰り返すよりも

クロストレーニングで

 

自分の身体的な弱点を

根本から克服することが

早期解決につながるからです。

 

バレエのレッスンの中では

弱点に集中しきれません。

他に考えることが山ほどありますから…

 

クロストレーニングは自分の弱点に

かなり集中する事が可能です。

やはり何よりも根本から鍛える

または変える事が

最終的に近道なんですね。

 

なんとなく…やらないと?

飽きがくるという事に関しては

個人差がもちろんあると思います。

ダンスやアートは奥が深い世界ですし

完璧なパフォーマンスなんて

なかなかできませんから

ダンサーさんは飽きる人が

少ない気がします。

 

でも幼少の頃から

長年バレエを続けている方々

「やらないと」

と感じていませんか?

…と私は個人的に疑問に思っています。

 

いつかリサーチをしてみたい

質問の1つです!

これはある意味

「質より量」ですよね。

なぜか理由がわからない一種の強迫感…?!

 

休養、そしてクロストレーニングの効果を

コロナによる制限が実証した事実。

スポーツやダンスだけでなく

会社勤務の方などでも同じなはずだと

講師の方はおっしゃっていました。

週末も返上して仕事や勉強に明け暮れるよりも

散歩でもして新鮮な空気を取り入れたり 

趣味をしながら時間を過ごした方が

週明けからの効率も上がるはず。

 

さてシステムの改善が必要な事が

浮き彫りになったオランダのスポーツ界。

どのように変化していくのか楽しみです。

 

ダンサーの皆さんもプロになれば全て自己責任。

自分の身体は自分で管理できないといけません。

目的やゴールに少しでも早くたどり着くためにも

偏りのないスケジュールが組めると良いですね。

写真:ドイツ ライプチッヒ パルメンガルテン

 

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