コロナがダンサー達に貢献した事

キャピタル広場 トゥルーズ フランス

 

今日はポッドキャストで

興味深いお話を聞きました。

ある調査で出た結果

ダンサー達がコロナ禍で

一番求めたことは

 

何かまたは

どこかに

「属している」といる感覚

 

 

「属している」といる感覚

仲良しの友達と会うとことも

「属している」

感覚をもたらすのですが

もう少し範囲を広げたところで

学校やバレエ団、またはプロジェクト

などを通しての

社会に属する感覚だと思います。

 

ある集団に属することを認められ

そこで自分の役割を果たす。

 

コールドバレエ

ソリスト

プリンシパルの役割

 

バレエマスター

ディレクター

ピアニストの役割

 

セラピスト

トレーナーの役割

 

事務

広報担当者の役割

 

照明

音響

その他大勢の舞台に貢献する方々

の役割などなど…

 

皆それぞれが

自分の役割を果たして

舞台を作り上げ

アート、文化活動を通して

社会貢献しているわけですね。

 

自分は若い頃に踊りを通して

社会貢献しているという感覚は

恥ずかしいことに全くなく

おそらくそんな言葉さえ

私の頭をよぎったことはありませんでした。

皆さんはどうでしょうか?

 

「属している」といる感覚を求めるのは

ダンサーやアートに関わる人達だけでなく

多かれ少なかれ

誰にでもありますよね。

 

多くの人が

自分の属する場所と役割を見つけ

生活しているわけです。

孤独

日本ではロックダウンが

されなかったので*

コロナの影響で

”突如” 孤独

になった人は

それほど多くはなかったか?と想像します。

*レストランが開いてないとかのレベルではないです。生活必需品を提供する

スーパーや薬局以外が全て閉まり、外出禁止、他人と会えないというレベルです。

 

以前から一人暮らしだったとしても

外界との関わりがたたれてしまい

デジタルなツールを通してのみの

コミュニケーション

 

多くのダンサーさん達が

孤独を感じ

 

そして

ダンサーであることという意味や

ダンサーとして生きるということの意味を

考えたようです。

 

実際に私の周りにいる

若いダンサーさん達も

今まで考えてもいなかったような課題について

多くの考えを巡らせたようです。

 

その中の1つとして多かったのは

どれだけダンサーとして輝いていられる時間が

短く貴重なのかということ。

 

短いダンサー生命に関しては

わかっているけれども

なかなか直視できないテーマだと

感じる人も多いです。

 

自分もうまく直面できなかった

ダンサーの1人です。

 

社会とダンス

について少し。

 

ダンスは孤独を感じている多くの人の心に

ポジティブな影響をもたらすとの

研究結果がたくさん発表されており

コミュニティワーク(社会活動でしょうか?)

としてのダンスの役割も見直されています。

 

もちろん体を動かすとか

音楽の影響などもあり

皆と一緒に何かをするという事で

脳にハッピーになれる物質が届き

気分が高揚する。

楽しかった!になるのですが

 

ポジティブな効果をもたらす要因の上位に

「属している」

という感覚が上がっています。

 

コミュニティワークのダンスにいらした

孤独を感じている人達 

心に何かしらの解けない結び目を持っている人達

お年寄りや身体の不自由な方々が

また踊りに行こう!

と思う理由のひとつなのだそうです。

 

 

数年前に学校教育の一環

としてのダンスに関わり

家庭や環境に問題があり

精神的に健康に育てていない子供達との

プロジェクトに参加しましたが

半年ほど経った後の彼らの成長

特に

自己肯定感や自立

に関しての成長は

目覚ましい物がありました。

 

学校から再度の依頼があり

来年もそちらのプロジェクトに

参加できそうで楽しみにしています。

舞台芸術 コロナ後

少し話が逸れましたが

本題に戻ります。

コロナのロックダウンは

世の中を変えました。

 

多くの分野でデジタル化が進み

アートの分野も例外なく

新しい試みがされていますね。

 

以前と同じように

劇場、美術館、ギャラリーなどへ

足を運ぶ形態が保持されるべき、

それが必要と考える派と

そうでない人達にも別れています。

 

舞台芸術という分野は

”その時”

一瞬が勝負で

周りと”その時”の

感動を分かち合えるという面で

ユニークさはあると思いますし

 

生活の中にアートがなくなる事を

考えられないという意見を

欧州では聞きますので

大丈夫?なのかな?とも思いますが

どうなんでしょうか?

難しいですね…

コロナが及ぼしたポジティブな影響

ダンサーの視点で見ると

引退間近だったダンサー達にとっては

とても難しい事実であったと思います。

 

ただでさえ短いダンサー人生の

大切な1年を失っただけではなく

身体的な限界と戦い

精神的な熟成との

パズルが完成した

ラストパフォーマンスの披露が

できなくなった人も少なくなかった…

 

でもポジティプな事もありました。

何よりも素晴らしかったのは

若いダンサー達に

とっても大切な気づきと

考える機会を与えたと言う面だと思います。

 

踊れなかったからこそ

孤独だったからこそ

考える時間と機会があり

 

自分にとって踊ることがどれだけ大切なのか

またはそうでないのか 

舞台に立つチャンスがあることの重要さや

時間は待ってくれない事実。

 

そして自分の周りにいる人達や

環境にどれだけ助けられて生きているのか

気づいたのではないかと思います。

 

健康であること

好きな事ができること

自分がどこかに属していること

周囲にいる方々に助けられている事実

日常として身近にあった環境。

 

それらを理解して

大切に生きていかなくてはいけませんね。

 

コロナには色々と教えてもらいました。

写真:キャピタル広場 トゥルーズ フランス

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